外来は難しい!

本日も美容脱毛でバイト中です。仕事がおわって勤務終了まで時間があるので、最近のN病院の研修について書きたいと思います。

 

N病院婦人科は常勤の先生2名、非常勤の先生1名の計3名で仕事を回しています。そこに私が研修をしに行っていて、さらに時期によっては初期研修医の先生がまわってくるので、最大で5名体制です。

週3日手術、残り2日で外来をしています。私が研修にいっているのは手術の日です。

腹腔鏡手術は人手が3名いるので常勤の先生2名と私で手術をする事が多く、最近までほとんど外来を持たせてもらう事がありませんでした。

 

外来ができなくてはどの病院も働かせてはくれません。しかし、婦人科の手術は手術するかしないかの判断が難しいことが多く、教科書通りにすれば大丈夫って訳ではないことが多いです。

最近までは、この患者さんはどうして手術になったのか、手術後はどの様な経過をたどるのか、術前にどのような説明をするのか、そういったところはカルテから読み取るしかなかったのですが、それにも限界があり焦りを感じていました。

教科書を読むにしても実際に自分が困っている情報をインプットしないと、つまりはアウトプット前提で学ぶような状態でないとほとんど身につかないタイプなので、焦りは募る一方でした。

そんな中、最近婦人科志望の初期研修医の先生が婦人科をまわってきており、その先生が手術に入ってくれるため、私は手術の裏で外来を持つようになりました。

私が外来を持つ日は、あらかじめ治療方針や処置の内容、手順を上の先生に相談し、外来最中も近くで待機していてもらっています。

早く自分でできるようになりたいです。

 

最近やったのはコルポスコピー、子宮鏡での内膜ポリープ診断、卵巣腫瘍の手術を組んだり、一例だけ腹腔鏡下子宮全摘(TLH)の手術も組む事ができました。

腹腔鏡手術を学ぶ上でTLHは大きな山のひとつです。頑張って練習しなければ。

その他様々な疾患についても患者さんに適当な事は言えないので、あらかじめしっかりと勉強しておかなければなりません。やっといい感じの環境になってきたなって感じです。

追い込まれないとできないタイプなんで、自分からいい環境に身を置く事が大事だなーと思っている今日この頃です。