お通夜

ブログを妹にも読んでもらえる事になりました。英語の後に日本語で記事を書いているので是非読んでみてください。

Yesterday,I arrived at Hirosima 19o'clock.My sisters picked me up and sent me to the hotel I reserved.After I checked in,we went to dinner together and tolked about our grandfather , our resent life and so on.I thinked my sisters cared about things that I had worried about when I was their age.I had a very good time,I thinked I wanna help them when they are nesessary.

 

今日はお通夜でした。14時半に祖父の家に着き、顔をみました。綺麗に化粧が施され、表情は安らかく、それでいて凛々しさを感じました。和室に柔らかな冬の午後の日差が注ぐ中、喪服の祖母が棺桶の中の祖父に優しく語りかけている様子はとても美しく、言葉では言い表せないような時の重みを感じました。家族葬という事で両親、私達、祖母の6人しかおりませんでしたのでゆっくりとした雰囲気の中で見送る事ができました。

 

お通夜は葬儀場で行いました。控え室で雑談をしておりましたが、祖母が思ったよりも明るく振る舞っていたのに安心しました。息子の写真を毎日見ては一人で話しかけているのだと言っていました。息子の表情ごとにかける祖母の言葉は、まるでベテラン漫才師のツッコミのようで思わず笑ってしまいました。葬儀場の祭壇は驚くほど立派で、祖父が学校の先生を定年退職した時の写真が飾られていました。棺桶の祖父は痩せ細っていますが写真では肉付きがよく、晩年ほとんど食事も食べられていなかったとの事でその壮絶さが伺えました。お坊さんは曽祖父母の祭事も担当していただいた方らしく、今は住職の役を息子に譲っているとの事ですが、今回我家での葬儀との事でいらしてくださったようです。あまり意識はしておりませんが我家は浄土真宗であり、お経は教行新証の正信偈無量寿経の讃仏偈が読まれました。どちらも幼い頃読まされたお経であり始まりの何行かはサラで読めるほどです。

 

お通夜の後は祖父の家に戻り家族で食事をしました。祖父の話や屋号についてなど知らない話もありました。ここでも子供の話をするとみんな喜んでくれました。父も母も種々の手続きや準備で疲弊していると妹から聞いておりましたが、食事の時はお酒も飲み楽しそうにしていました。明るく祖父を見送る事ができて、我が家らしくよかったのではないでしょうか。