更年期障害

火曜日はZ病院で外来でした。外来は2人のみでしたが学びが多いものでした。1人目は典型的な更年期症状、2人目はピルの処方でした。

 

更年期症状は多彩な症状がみられますが、その原因は今まで卵巣から分泌されていたエストロゲンが減少することや周囲の環境の変化などが複合的に作用して起こるとされています。

典型的な症状はホットフラッシュなどの血管運動障害、気分が落ち込んだりイライラしたりといった精神症状、頭痛や肩こり冷え性などの非特異的な身体的症状があります。

今回の患者さんはホットフラッシュが辛いということで1ヶ月前に受診され漢方薬を処方されていました。

産婦人科での3大漢方薬は以下の通りです。

①加味逍遙散 更年期

②桂枝茯苓丸 月経トラブル

③当帰芍薬散 産科トラブル

更年期症状の治療の流れとしては血液検査でホルモンチェックし漢方薬を始めてみる、というのが導入の流れです。また困っている事を話すだけで良くなる場合も多いため、まずは気軽に相談してみるのが良いかと思います。

少し長くなりましたので二例目は省きます。

 

水曜日はN病院で研修でした。特に変わったことはありませんでしたが、手術中や外来で任せてもらえる場面が少しずつ増えてきているのかな、といった印象です。最近なかなか成長を感じられず落ち込んでいましたが自分を信じて雑用でもなんでもこなして成長していく気合いが大事です。大抵のことは気合いと根性でなんとかなるのでめげずに頑張りたいと思います。とは言いつつ、状況判断と戦略も大切です。「心は熱く、頭はクールに」とよく高校のサッカー部の顧問が言っていたのを思い出しました。

 

本日は特に変わったことはありませんでしたので、長くなりましたし省略します。

 

明日は初めてH病院で土曜日勤務です。また報告します。